鍼治療
2008年07月16日
アメリカでは代替医療の研究が盛んであり、統合医療が定着していますが、そのアメリカで最近流行っている代替医療の1つに鍼治療があります。
鍼治療は中国医学の一種で、様々な太さや長さの鍼を全身に散らばっている「ツボ」に刺し、その刺激によって身体全体のバランスを整え、自然治癒力を高めるものです。
主な効果には、免疫機能の強化や抗炎症作用、鎮痛・リラックス効果などがあり、内臓疾患や精神疾患、呼吸器系、消化器系、婦人科系、腹痛、咽喉・耳・目・鼻の各疾患などに有効とされていますので、統合医療として多くの病気の治療の1つに取り入れられています。
現在では鍼治療がブームになっているアメリカですが、当初は食品医薬品局(FDA=Food and Drug Administration)によって医療とは認められていないものでした。
鍼治療では患者の体に鍼を刺しますので、その鍼が体内に巡らされている血管や神経を傷つける恐れがあること、鍼治療の効果に科学的な解明がないこと、鍼の使い回しによる病気の感染の可能性、などがその主な理由です。
しかし、鍼学会の度重なる働きかけや、アメリカの大きな悩みである麻薬中毒患者の鍼治療効果により、今日のアメリカでは鍼治療がとても重要視されており、統合医療にとってもなくてはならない代替医療の1つになっています。
アメリカで鍼治療が認められると、世界各地で鍼治療が行われ始めました。
ヨーロッパでは、鍼治療、ハーブ治療、ホメオパシー治療は「三大CAM(相補・代替治療)」と呼ばれています。
日本でも、現在は西洋医学が医療の中心となっていますが、西洋医学だけでは解決できない病気も多く、徐々に代替医療を組み合わせる統合医療の必要性が唱えられています。
西洋医学だけでもなく、代替医療だけでもなく、その二つが効果的に組み合わされることで、健康維持法や病気の治療法がますます発展していくことが望まれています。
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2008年07月16日
カテゴリー:統合医療の各種療法




