統合医療の歴史
2008年09月10日
最近はアメリカに倣い、日本の医療現場でも統合医療が注目され始めています。
アメリカは統合医療を最初に提唱した国であり、国民にも統合医療の考え方は浸透しています。
統合医療を最初に提唱した人は、薬用植物や伝統医療の研究をしていた医学教授、アンドリュー・ワイル氏であり、人に本来備わっている自然治癒力を最大限に引き出すためには統合医療が必要であると説いています。
その後、1990年代にはアメリカ全体で代替医療の研究が盛んに行われましたので、公的機関でも調査や研究が進められ、1992年には米国国立研究所内に代替医療事務局も設けられました。
米国国立研究所内は世界でも指折りの医学研究施設であり、そこでは様々な代替治療についての研究がなされています。
また、ハーバード大学など医療系大学の多くでも統合医療は用いられており、アメリカ国民の45%もの人が統合医療による治療を受けています。
日本の医療の歴史について語ると、江戸時代までは民間療法や鍼(はり)、お灸、漢方薬などの伝統医療が主流でした。
江戸時代には既に西洋医学の情報は伝えられていたものの、実際に西洋医学が取り入れられたのは明治維新以降となっています。
明治時代以後は急速に西洋医学が浸透し、それと同時に伝統医療の研究は衰退しています。
その後、伝統医療にとっては肩身の狭い状況が続いていましたが、鍼や灸など伝統医療の需要は民間では根強く残っており、医療とは別の治療として求められていましたので、西洋医学と伝統医療はそれぞれ異なった場所で医療を行っていました。
しかし近年では、統合医療の考え方が広まるにつれ、代替医療もまた注目を集め始めました。
一般の病院でも代替医療を行う漢方医や鍼灸師、カイロプロテクターなどの専門家を配置しているところも増え始めてきており、同じ治療現場で共同で治療を行っているようです。
このような状況を考えると、統合医療への期待感はますます高まっていると考えられますよね。
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2008年09月10日
カテゴリー:統合医療の基礎




