統合医療の課題とは
2008年08月15日
アメリカやヨーロッパでの病気の治療においては、既に代替医療が浸透しています。
そして近年では日本でも欧米に倣い、統合医療についての関心が集まり始めましたが、日本の医療現場での定着にはまだ課題があります。
数多くの代替医療と西洋医学を融合した医療が統合医療であるということは既に述べた通りですが、日本では統合医療に組み入れる代替医療の研究がまだまだ遅れています。
代替医療の安全性や効果がはっきりしていないので、融合する代替医療の基準が定まっていません。
現在いくつかの病院や医師の間で統合医療が実践されていますが、基準がないためにそれぞれの判断で行っていますから、治療効果に差が出る可能性もあります。
代替医療全てが素晴らしい効果をあげるものではありませんし、中には、怪しげな伝統医療なども存在しています。
まずは代替医療の科学的効果の実証が、代替医療への信頼になり、統合医療の定着へとつながると考えられています。
そして、代替医療を行っている医師についても問題があります。
現在代替医療を行っている医師には資格を持ってないケースや、資格を持っていてもその資格基準がバラバラであるために、信頼すべき明確なポイントがないことが不安を招いています。
また、無資格者の治療行為に対する処罰も定まっていません。
医療の現場で統合医療の重要性が認められ始めている現在では、上記のような課題をクリアすべく、様々な働きが起こっています。
統合医療を行う医師の育成や代替医療に関しての医科大学での講義、統合医療を専門とした学部の開設、西洋医療を行う医師に対する代替医療の実践教育など、教育制度や医療制度が見直されています。
また、病院でも統合医療を試みるべく独自に、カイロプロテクターや漢方医、鍼灸師などを、治療の一端を担う専門家として配置しているところが増加しています。
これらの代替医療と西洋医学が融合すれば、個人の病状や体質に適した治療を行うことができますので、その効果も素晴らしいものとなるでしょう。
1日も早く病気の治療や予防に統合医療が中心となることが、医療の発展へとつながると考えられています。
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2008年08月15日
カテゴリー:統合医療の基礎




