ホリスティック医療
2008年07月20日
ホリスティック医療という言葉を耳にしたことがありますか?
「ホリスティック」とはギリシャ語で「全体」という意味であり、ホリスティック医療は、病気を身体だけの問題として捉えるのではなく、心と身体・環境などの問題として総合的に捉えて治療していこうというもので、「その人を総合的に診る」ということです。
ホリスティック医療は、西洋医学では治療が困難な生活習慣病や精神疾患、膠原病、アトピーなどの治療で必要とされているもので、現在、医療の世界においては統合医療の重要性が語られていますが、統合医療に必要な代替医療と共に、ホリスティック医療についても関心が集まっています。
代替医療は、西洋医学では足りない部分を補うものとして、病気の治療や予防のために用いますが、ホリスティック医療では、病気の問題だけでなく、その人の心や身体、人生、死についての考え方など、全てを健康的で質の高いものにしようとするために施す医療です。
ホリスティック医療では、「人が本来備えている自然治癒力を高めて自己療法を行う」としていますので、病気を治療するのは医師ではなく本人であり、医師は治療の援助者であるということになっています。
そのためには、本人が自ら今までの生活習慣や環境を良い方向に変えるべく、意識していくことが求められています。
また、ホリスティック医療では、西洋医学を活かしながらもそれに様々な種類の代替医療を統合的に見て、患者にとって必要なものをいくつか体系的に組み合わせて最適な医療を行います。
統合医療では、西洋医療と代替医療を組み合わせるものですが、ホリスティック医療では数多くの代替医療を統合的に捉え、代替医療の種類は関係なく組み合わせます。
日本では、統合医療とホリスティック医療との違いがあまり理解されていないようですが、これからの医療にとっては、統合医療と共にホリスティック医療も重要なものとなっていくでしょう。
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2008年07月20日
カテゴリー:統合医療の基礎




