がん治療:統合医療の知識

がん治療

2008年07月11日

世界中でも患者数の多い病気の1つに「がん」があり、がん治療については諸国で研究が進められていますが、まだ治療が困難な病気です。

日本のがん治療の多くは、西洋医学をベースとしている投薬、手術、放射線を用いており、これらの治療によってがん細胞を取り除ことを目的としています。

● 投薬(抗がん剤)による治療
がん細胞を死滅させるための薬を、点滴や注射、経口投与、患部への直接投与などによって体内に入れていきます。
全てのがんに効くわけではなく、また、必ずと言っていいほど副作用があります。

● 手術
がん細胞を全部摘出する根治手術と、がん細胞の一部だけを摘出する姑息手術があります。
がん細胞は目に見えませんので、手術が成功していてもがん細胞が転移していた場合は、そこからがんが再発してしまいます。
手術は身体への負担も大きくなります。

● 放射線による治療
がん細胞に向かって、ガンマ線やX線などの電磁波を照射し、がん細胞を死滅させます。
手術に比べると肉体的負担も少ないものですが、効果のあるがんと、あまり効果が感じられないがんがあります。
放射線は健康な細胞まで死滅させてしまいますので、患部のみに照射を行うようにしていますが、がん細胞は体の内部にあり、健康な細胞の奥にあるため、健康な細胞を全く傷つけないというわけにはいかないようです。

これらの説明でわかるように、最先端の西洋医学をもってしても、がん治療で身体に全く負担をかけないでいることは不可能となっています。

そこで、西洋医学だけでは不足する部分を、代替治療によって補おうとする統合医療への期待が高まっています。

東洋医学には長い歴史がありますし、免疫療法や食事療法などによって体の免疫機能を高めようとする自然治癒力を活発にさせる代替医療は、がんの克服にも役立つと考えられていますので、統合医療の必要性が現場の声から上がってきています。
アメリカでは既に、免疫療法や温熱療法、栄養療法などと西洋医学の組み合わせによって、がんの病状改善や治癒が実証されています。

今、がんの治療には、西洋医学だけでなく代替治療だけでもなく、その2つを組み合わせた統合医療が重要なものとなっているのです。

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2008年07月11日

カテゴリー:統合医療とがん治療