軽度認知障害とは:アルツハイマー病の初期症状と予防

軽度認知障害とは

アルツハイマー病ととても深い関わりを持つ病気に「軽度認知障害(MCI)」というものがあります。

軽度認知障害とは、認知機能が正常域を超えてはいるが、認知症と診断するほどではないというものです。
つまり、記憶力は低下しているが、他の認知機能障害はあらわれておらず、日常生活にも支障をきたしていないという状態のことです。

軽度認知障害の約1割の人が、3年後には認知症に移行していくとも言われており、軽度認知障害はアルツハイマー病の前兆でもありますので、ここでアルツハイマーだと判明してすぐに治療できれば、アルツハイマー病の進行を遅らせる効果も大きくなります。

軽度認知障害患者の脳の血流の測定には、脳血流シンチ(SPECT)が使用されています。
脳血流シンチは2002年頃から使われ始めた精密診断機器で、注射によって患者の体内に放射性同位元素を微量注入し、その後の脳の血流の様子をシンチカメラで撮影するものです。
アルツハイマー病では典型的な脳の血流低下が見られますので、ここでアルツハイマー病かどうかを判断することができます。

診察の順序としては、まず記憶テストや問診などを行い、ここで軽度認知障害と診断されれば、脳血流シンチでアルツハイマー病かどうかを判断するという流れになっています。

そして、軽度認知障害の段階でアルツハイマー病の治療薬であるドネペジル(製品名:アリセプト)を使用することになれば、アルツハイマー病の進行の抑制期間を長引かせる可能性が高くなると言われています。

アルツハイマー病では、早期診断・早期治療がとても重要なものとなります。
現在多くの病院では、アルツハイマー病や認知症の可能性のある人に対して、気軽に受診できる「物忘れ外来」を開設しています。
診察結果を怖がって行かないでいると病状はどんどん進んでいきますので、アルツハイマー病の疑いを持った場合はなるべく早く受診して下さいね。

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