アルツハイマ病ーの患者への接し方(過去、人格)
家族の中にアルツハイマー病患者がいる場合、日々の生活の中で戸惑ったり疲労を感じたりする場面が多々あると思いますが、患者への接し方や接し方についての心得を知っておくだけでも、介護する側の負担はいくらか軽くなるでしょう。
● 患者が辿ってきた過去を尊重する
アルツハイマー病の初期症状から病状が進むと理解できない行動を起こしますので、介護する側が苦労することもありますが、その理解できない行動は、アルツハイマー患者の過去に起きた体験からなるものもあります。
患者が今までどのような人生を送ってきたかを知れば、理解できないと思われる行動も、腑に落ちることがあるのではないでしょうか。
患者の過去を尊重し、それに添うように接していけば、患者自身の心も安定したものとなります。
アルツハイマーが初期症状で発見できた時も、この先はどんな介護を行えば良いのか、患者の過去を知っておけば介護プラン作成の手助けにもなると思いますよ。
● 患者の人格を尊重する
アルツハイマー患者でも初期症状のうちは、自分の身の回りのことは自分でできるようですが、病状が進行していくと、食事や入浴・排泄の介助などをしてあげなくてはなりません。
しかし入浴や排泄行為などは、本人のプライバシー部分であり、人に見られると恥ずかしいと思う部分でもありますので配慮が必要です。
痴呆状態だから何も分からない・・・と思って患者をぞんざいに扱う方がたまにいらっしゃいますが、患者はそのような態度を理解しています。
厭々ながらの介護やひどい言葉を投げかけるなどということは、患者のプライドを傷つけてしまいますので気持ちを不安定にさせ、病状の進行の原因となってしまいます。
患者は、今まで苦労しながらも人生をしっかりと歩んできた大先輩です。
痴呆が進んでも幼児を扱うように接するのではなく、一人の人生の先輩として人格を尊重しながら、できるだけさりげなく手助けするようにしましょう。
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