家族の対応:アルツハイマー病の初期症状と予防

家族がアルツハイマー病と診断されたら

もしもあなたの家族がアルツハイマー病だと診断されたら、その事実をすぐに納得して受け入れられる可能性はどのくらいでしょうか?

多くの人は、なかなか信じることができないかもしれません。
しかし、早かれ遅かれいずれはアルツハイマー病という病気を受け入れなくてはならないのです。
アルツハイマーとはどんな症状があるのか、どんな病気なのかを知っておき、患者との過ごし方を考えていかなくてはなりません。

また、介護は家族だけで背負うものではありません。
医師やケアマネージャー、ソーシャルワーカーなどと共に連携を組み、、介護保険制度や自治体の制度を利用しながら介護を行っていきます。
昔は、その家の女手に介護が一任されていましたが、高齢化社会の今では、社会全体で介護を考えるようになっています。

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アルツハイマー病の患者への接し方(寄り添う、尊重する)

アルツハイマー病の初期症状のうちは、一緒に生活していても「物忘れが増えたな~」と思うくらいで、そんなに負担を感じないかもしれません。
しかし初期症状から進行していき、認知症の症状が重くなると介護の負担も増えていきます。

介護する側もされる側も、なるべく穏やかに毎日を暮らしていきたいものですよね。
この項からは、アルツハイマー病と診断された家族と同居する時の注意点についてお話しします。

● 本人の心になるべく寄り添うようにする

アルツハイマー病という病気を正しく理解し、本人の言動をどこまで受け入れられるかが、介護の重要なカギとなります。
アルツハイマー患者は思いもよらない言動をしますので、症状について詳しく知っておくことが大切です。

例えば、アルツハイマー病では初期症状のうちから猜疑心が強くなりますので、自分が置いた財布の場所を忘れて「家族の誰かが盗んだ」などと怒り出したりします。
また、夜中になると起きて家を飛び出し、うろうろとあてもなく歩き続けたりもします。

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アルツハイマー病の患者への接し方(出会い、ゆとり)

家族の中にアルツハイマー病患者がいる場合の接し方についてのお話を続けます。

● 良い影響を与える刺激に出会う機会を作る

人は皆、居心地の良い落ち着いた暮らしの中で適度な刺激を受けると気持ちが高揚し、とても気分が良くなります。
アルツハイマーの人にとってもそれは同じです。
住みなれた穏やかな暮らしの中で、音楽を聴いたり、一緒に歌ったり、外の空気に触れて自然を眺める・・・などといったことは、適度な刺激となります。

また、楽器を演奏したり、絵を描いたり、手芸をするなどの本人が好んで行う趣味もまた、本人の心に良い影響を与え、脳を活性化させるのに役立つものです。
趣味に打ち込んでいる時は心が動きだし、もっと上の段階へ、次の作品へ、などとといった意欲も湧いてきます。

より良い刺激に出会えるように、機会を持たせてあげて下さいね。

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アルツハイマ病ーの患者への接し方(過去、人格)

家族の中にアルツハイマー病患者がいる場合、日々の生活の中で戸惑ったり疲労を感じたりする場面が多々あると思いますが、患者への接し方や接し方についての心得を知っておくだけでも、介護する側の負担はいくらか軽くなるでしょう。

● 患者が辿ってきた過去を尊重する

アルツハイマー病の初期症状から病状が進むと理解できない行動を起こしますので、介護する側が苦労することもありますが、その理解できない行動は、アルツハイマー患者の過去に起きた体験からなるものもあります。

患者が今までどのような人生を送ってきたかを知れば、理解できないと思われる行動も、腑に落ちることがあるのではないでしょうか。
患者の過去を尊重し、それに添うように接していけば、患者自身の心も安定したものとなります。

アルツハイマーが初期症状で発見できた時も、この先はどんな介護を行えば良いのか、患者の過去を知っておけば介護プラン作成の手助けにもなると思いますよ。

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アルツハイマー病の患者への接し方(孤独感、事故防止)

アルツハイマー病患者との暮らしには困惑することも多く、今日が何事もなく終わったとしても、翌日も同じように穏やかな一日であるとは限りません。
それでも早期の初期症状のうちは、特に困ることもなくスムーズな生活が送れるでしょう。

しかし、初期症状から病状が進んでいくと、今までできていたことができなくなったり、気に入っていたことをすると怒り出す・・・などというように、今までのパターンが覆されるような状況になることがあります。
そんな時に戸惑うことのないよう、アルツハイマーの人との明るい暮らしに向けて、気をつけなくてはならないことをお話ししていますので参考にして下さいね。

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