2008年07月の記事一覧:アルツハイマー病の初期症状と予防

アルツハイマー病の初期症状

2008年07月10日

アルツハイマー病や認知症では、物忘れなど記憶力の低下についてがよくクローズアップされていますが、その他にも多くの初期症状があらわれます。
次のような初期症状があらわれた場合には、一度病院で受診してみることをお勧めします。

● 通い慣れている道で迷う
● 何かにつけ疑い深くなる
● 同じことを何度もたずねたり、言ったりする
● 物事への興味や関心を失う
● 物の置き場所や片付けた場所などをすぐに忘れることが多くなる
● 物の名前を思い出せなくなる
● 日にちや時間の感覚が曖昧になる
● ちょっとしたことですぐに怒り出す
● 飲み忘れや、多く飲み過ぎるなど、薬の管理ができなくなる
● 身だしなみに無頓着になり、だらしなくなる
● 今までしていた日課などをしなくなる
● テレビドラマを見ていても、内容が理解できなくなる
● ガスの元栓や水道の蛇口などの締め忘れが多くなる
● 簡単な計算ミスをすることが多くなる
● お金や財布の置き場所を忘れ、「盗まれた」などといって騒ぐ
● 夜中に起き出して騒ぎだす

2008年07月10日

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アルツハイマー病の症状の進行

2008年07月09日

アルツハイマー病の症状の段階は次のようになっています。

● アルツハイマー病の前兆(軽度認知障害)
知的能力が低下する2~3年くらい前から起こる前触れ的な症状です。
抑うつ状態や不安感、睡眠障害、幻視妄想、自己中心的になったり頑固になるなどの軽い人格変化、物忘れなどが見られますが、日常生活には支障がない程度であり、車の運転やお金の計算などは普通にできますので、見過ごされることが多いようです。

● アルツハイマー病の第一期
アルツハイマーの第一期は健忘期とも言われており、大脳皮質全体にわたって機能が衰え始めていく時期となりますので、軽い物忘れの度合いを超えるようになってきます。
具体的には健忘症状の他に、多動、徘徊、通い慣れた道に迷うなどの空間的見当識障害などがみられます。

2008年07月09日

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アルツハイマー病の原因(いくつかの説)

2008年07月08日

アルツハイマー病の原因についてはこれと言ったものは無く、様々な要因が重なって発病していくと言われたり、脳の異常によって発病するなど、いくつかの説があります。

● βアミロイド(ベータアミロイド)蓄積説
アルツハイマーの原因で一番有力な説です。
タンパク質の一種であるβアミロイドが脳内組織に蓄積することによって脳の神経細胞が死滅し、大脳皮質が萎縮するために痴呆症状があらわれると言われています。
正常な人の場合、βアミロイドの合成や分泌は酵素によって分解されますので脳内に蓄積することはありませんが、加齢に伴って分解機能が衰えるために、分解されなかったβアミロイドが蓄積していくようです。

2008年07月08日

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アルツハイマー病での脳の状態

2008年07月07日

アルツハイマー病患者の脳の中ではどのような変化が起こっているのか?
ここではそれをお話しします。

まず、脳内で一番顕著に見られるのは、大脳皮質の萎縮です。
アルツハイマー病になると、頭頂葉や側頭葉を筆頭に脳全体が萎縮していきますので、成人の一般的な脳の重さは1,400グラム前後ですが、アルツハイマー病を発症してから10年経過後に脳の重さを量ると800~900グラム以下になっています。

2008年07月07日

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若年性アルツハイマー病とは

2008年07月06日

アルツハイマー病と言えば一般的には高齢者の病気だと思われていますが、若い年代の人がかかる「若年性アルツハイマー病」というものもあります。

近年では、若年性アルツハイマー病を題材にした映画「私の頭の中の消しゴム」や「明日の記憶」なども公開されていましたので、ご存知の方もいらっしゃると思います。

アルツハイマー病は65歳以上、若年性アルツハイマー病は64歳以下の人がかかる病気となっており、特に40~50代の働き盛りの中高年の方で多く発病しているようですので、仕事や家庭への影響が大きく、事態も深刻になりやすいものとなっています。

2008年07月06日

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アルツハイマー型認知症とは

2008年07月05日

アルツハイマー病は認知症の中の1つの病気であり、正確には「アルツハイマー型認知症」と言います。

認知症の原因にはいくつかありますが、原因が何れであっても一般的な老化に比べて驚異の速さで脳の神経細胞が消失し、それによって知的機能が低下し、判断力や記憶力が妨げられるようになるということに変わりはありません。
認知症にかかると、普通の物忘れとは違って、今まで経験してきたこと全てを忘れてしまいますので、日常生活に様々な支障をきたすこととなります。

2008年07月05日

カテゴリー:認知症

アルツハイマー病で受診するには

2008年07月04日

今まで、アルツハイマー病や認知症の疑いがある時には、なるべく早く受診した方がいいとお話ししてきましたが、どの病院に行けばいいのかわからない人もいるのではないでしょうか。

アルツハイマー病や認知症を専門としている医師は、神経科、神経内科、精神神経科、老年科などにおり、「もの忘れ外来」としている病院もあります。
もしも今までにかかりつけ医がいるのでしたら、そちらをまず受診し、そこで専門医への紹介状を書いてもらって専門医を訪れると良いでしょう。
しかし、かかりつけ医がいない場合やどの病院に行けばいいのかわからない場合は、各都道府県に設置されている保健所や高齢者総合相談センター(シルバー110番)に問い合わせてみると良いでしょう。

2008年07月04日

カテゴリー:アルツハイマー病の診断

物忘れ外来で受診

2008年07月03日

現在、日本社会全体の高齢化が進んでおり、厚生労働省が5年に1度発表する2006年の完全生命表によると、65歳以上の人口は全体の20.8%を占めており、平均寿命は男性が78.56歳、女性が85.52歳となっています。
また、別の統計では、85歳以上の人の3~4人に1人の割合で認知症を患っているという結果も出ています。

アルツハイマー病や認知症では、行き慣れた道で迷ったり、物忘れがひどくなるなどの初期症状が現れますので、この時点で本人または家族が気付き、受診することが大切です。

2008年07月03日

カテゴリー:アルツハイマー病の診断

軽度認知障害とは

2008年07月02日

アルツハイマー病ととても深い関わりを持つ病気に「軽度認知障害(MCI)」というものがあります。

軽度認知障害とは、認知機能が正常域を超えてはいるが、認知症と診断するほどではないというものです。
つまり、記憶力は低下しているが、他の認知機能障害はあらわれておらず、日常生活にも支障をきたしていないという状態のことです。

軽度認知障害の約1割の人が、3年後には認知症に移行していくとも言われており、軽度認知障害はアルツハイマー病の前兆でもありますので、ここでアルツハイマーだと判明してすぐに治療できれば、アルツハイマー病の進行を遅らせる効果も大きくなります。

2008年07月02日

カテゴリー:アルツハイマー病の診断

アルツハイマーの画像診断(CTとMRI)

2008年07月01日

アルツハイマー病の治療薬は早期治療によって効果があるものですので、アルツハイマー病が発病する前に診断できる画像検査はとても重要な存在となっています。
アルツハイマー病での画像診断は、CTとMRIによって行われます。

【 CTについて 】
CTとはコンピューター断層撮影のことで、X線で身体を輪切りのようにして撮影を行い、それをコンピューター処理によって映像化します。

身体の周りを検出器が回りながら撮影を行いますが、コンピューターで処理することによって、撮影された脳内や骨、臓器などを立体的な映像で見ることができます。
この撮影で、脳内出血や脳腫瘍・脳内のケガの有無を確認することができ、認知症の場合はアルツハイマー型認知症なのか脳血管性認知症なのかを確認することができます。

2008年07月01日

カテゴリー:アルツハイマー病の診断