アルツハイマーの画像診断(PET)
2008年06月30日
CT(コンピューター断層撮影)やMRI(磁気共鳴画像検査)の開発により、画像診断での重要性が著しく向上し、多くの病気の診断に利用されています。
しかし、CTやMRIなどの画像診断装置は、形態的な変化を見るための装置ですから、形態的な変化が現れていない場合に診断することは不可能です。
一般的に、病気において形態的な変化よりも先に現れるのは、機能的な変化です。
機能的な変化を確認できるものに、PET(ポジトロン断層撮影法)という装置があります。
2008年06月30日
カテゴリー:アルツハイマー病の診断
アルツハイマーの画像診断(脳血流シンチ[SPECT])
2008年06月29日
アルツハイマー病や認知症など脳の病気においては、機能的な異常のほうが、形状的な異常よりも先に現れることがありますので、初期症状が現れた時点での機能的な異常の有無を確認するために、脳血流シンチ(SPECT)という検査を行うことがあります。
脳血流シンチの検査方法は、脳内の血流を映し出させるために、静脈注射を用いて放射性医薬品(微量の放射線を放出する薬剤)を体内に入れ、ガンマカメラによって血流と共に脳内に集まってきた薬剤を撮像し、脳の血流の状態や分布を、コンピューター処理によって画像で表すものです。
2008年06月29日
カテゴリー:アルツハイマー病の診断
アルツハイマー病の予防(動物性脂肪、塩分)
2008年06月28日
初期症状での早期発見が重要なアルツハイマー病ですが、まずはアルツハイマー病になり難い健康的な生活習慣を身につけるようにしましょう。
ここでは、アルツハイマー病の予防を、食生活の観点からお話ししていきたいと思います。
まず、食事は決まった時間にきちんとバランス良く摂りましょう。
忙しいからと言って朝食抜きだったり、宴会などでお酒だけを飲むのは体によくありません。
自分の食生活を見直すために、今日は何をどのくらい食べたかなどの記録をつけてみるのも良い方法ですね。
2008年06月28日
カテゴリー:アルツハイマー病の予防
アルツハイマー病の予防(運動、タバコ、酒)
2008年06月27日
初期症状での早期治療だけでなく、アルツハイマー病にならないように生活習慣を見直す・・・と、前の項でお話しした続きです。
【 適度な運動を行う 】
運動不足はアルツハイマー病だけではなく、様々な病気を引き起こします。
毎日少しずつでもかまいませんので、適度な運動を行い、足腰を鍛えましょう。
運動と言っても、いきなりスポーツを始める必要はありません。
まずは「歩くこと」から始めてみませんか?
人は、脳の様々な部位を活動させながら歩いていますので、ただ歩くだけでも脳の代謝や循環がよくなります。
もし歩行困難に陥って寝たきりになれば、その分知的機能も低下していきます。
アルツハイマー病の予防には、脳を使う「歩くこと」というのがとても良いことなのです。
2008年06月27日
カテゴリー:アルツハイマー病の予防
アルツハイマー病の予防(生活習慣病、転倒、好奇心)
2008年06月26日
前項に引き続き、アルツハイマー病の予防についてお話しします。
【 生活習慣病を防ぐ 】
生活習慣病とは、高血圧や高血糖、高コレステロールなどのことで、これは日頃の生活習慣が深く関わっており、ひどくなると糖尿病や動脈硬化を引き起こします。
もしこの生活習慣病を予防、あるいは早く発見して病院で適切な治療を受けていれば、脳の動脈硬化も防ぐことができ、ひいてはアルツハイマー病や認知症の防止にもなります。
生活習慣病に罹りやすいと言われる肥満を予防するためにも、適度な運動を行い、定期的に健康診断を受けて、病気の芽を摘み取りましょう。
2008年06月26日
カテゴリー:アルツハイマー病の予防
アルツハイマー病の予防(気遣い、脳活性化)
2008年06月25日
引き続き、アルツハイマー病にならないために気をつけることについてお話ししますね。
【 周りの人への気遣いを忘れず、良い関係を築く 】
人に優しく、細かな気遣いをしていればスムーズな人間関係が築けます。
反対に、人に厳しく自己中心的な考えを持っていれば、周囲の人は次第に離れていきますので、いずれ孤立してしまいます。
人間関係で悩むととてもストレスが溜まりますので心が不安定となり、アルツハイマー病や認知症を引き起こしかねません。
心から信頼できる仲間をつくり、穏やかな生活が送れるようにしましょう。
お互いに刺激を与えながら毎日楽しく過ごしていると、それだけで脳が活性化しますので、アルツハイマー病や認知症になり難くなります。
また、もし初期症状が現れて自分が気付かなくても、周りの人たちが病院へと誘ってくれるかもしれません。
安心してお付き合いできる人々とより良い関係を築くための努力を怠らないようにしましょう。
2008年06月25日
カテゴリー:アルツハイマー病の予防
アルツハイマー病の予防(ストレス、オシャレ)
2008年06月24日
あなたがアルツハイマー病にならないために・・・アルツハイマー病を予防する生活習慣についてのお話は、この項で最後です。
【 些細なことでクヨクヨせず、毎日を明るい気持ちで過ごしましょう 】
現代では多くの人々がストレスを抱えています。
ストレスを感じていない人は殆どいないのではないでしょうか。
年齢を重ねていけば、親や友人・知人の死が身近なものになり、自分自身も病気や死への不安感、定年後の生活への不安など、うつ病を招きやすい因子がたくさんあります。
認知症とうつ病は症状がよく似ていて、うつ病も気力がなくなってくると物忘れが多くなってきます。
うつ病が治ってしまえば記憶力も元に戻りますが、度々うつ病を繰り返していると、神経細胞が傷つきやすくなります。
2008年06月24日
カテゴリー:アルツハイマー病の予防
アルツハイマー病治療薬の効果
2008年06月23日
現代医学では、アルツハイマー病の進行をある程度まで遅らせる治療薬もできており、不眠や幻覚、妄想、易怒性などの症状にも有効です。
しかし、その治療薬は初期症状で有効となっていますので、早期発見が要となります。
アルツハイマー病の治療薬はドネペジル(商品名はアリセプト)と言い、国内では製薬会社のエーザイによって開発、発売されています。
2008年06月23日
カテゴリー:治療薬・ワクチン
家族がアルツハイマー病と診断されたら
2008年06月22日
もしもあなたの家族がアルツハイマー病だと診断されたら、その事実をすぐに納得して受け入れられる可能性はどのくらいでしょうか?
多くの人は、なかなか信じることができないかもしれません。
しかし、早かれ遅かれいずれはアルツハイマー病という病気を受け入れなくてはならないのです。
アルツハイマーとはどんな症状があるのか、どんな病気なのかを知っておき、患者との過ごし方を考えていかなくてはなりません。
また、介護は家族だけで背負うものではありません。
医師やケアマネージャー、ソーシャルワーカーなどと共に連携を組み、、介護保険制度や自治体の制度を利用しながら介護を行っていきます。
昔は、その家の女手に介護が一任されていましたが、高齢化社会の今では、社会全体で介護を考えるようになっています。
2008年06月22日
カテゴリー:家族の対応
アルツハイマー病の患者への接し方(寄り添う、尊重する)
2008年06月22日
アルツハイマー病の初期症状のうちは、一緒に生活していても「物忘れが増えたな~」と思うくらいで、そんなに負担を感じないかもしれません。
しかし初期症状から進行していき、認知症の症状が重くなると介護の負担も増えていきます。
介護する側もされる側も、なるべく穏やかに毎日を暮らしていきたいものですよね。
この項からは、アルツハイマー病と診断された家族と同居する時の注意点についてお話しします。
● 本人の心になるべく寄り添うようにする
アルツハイマー病という病気を正しく理解し、本人の言動をどこまで受け入れられるかが、介護の重要なカギとなります。
アルツハイマー患者は思いもよらない言動をしますので、症状について詳しく知っておくことが大切です。
例えば、アルツハイマー病では初期症状のうちから猜疑心が強くなりますので、自分が置いた財布の場所を忘れて「家族の誰かが盗んだ」などと怒り出したりします。
また、夜中になると起きて家を飛び出し、うろうろとあてもなく歩き続けたりもします。
2008年06月22日
カテゴリー:家族の対応
アルツハイマー病の患者への接し方(出会い、ゆとり)
2008年06月21日
家族の中にアルツハイマー病患者がいる場合の接し方についてのお話を続けます。
● 良い影響を与える刺激に出会う機会を作る
人は皆、居心地の良い落ち着いた暮らしの中で適度な刺激を受けると気持ちが高揚し、とても気分が良くなります。
アルツハイマーの人にとってもそれは同じです。
住みなれた穏やかな暮らしの中で、音楽を聴いたり、一緒に歌ったり、外の空気に触れて自然を眺める・・・などといったことは、適度な刺激となります。
また、楽器を演奏したり、絵を描いたり、手芸をするなどの本人が好んで行う趣味もまた、本人の心に良い影響を与え、脳を活性化させるのに役立つものです。
趣味に打ち込んでいる時は心が動きだし、もっと上の段階へ、次の作品へ、などとといった意欲も湧いてきます。
より良い刺激に出会えるように、機会を持たせてあげて下さいね。
2008年06月21日
カテゴリー:家族の対応
アルツハイマ病ーの患者への接し方(過去、人格)
2008年06月21日
家族の中にアルツハイマー病患者がいる場合、日々の生活の中で戸惑ったり疲労を感じたりする場面が多々あると思いますが、患者への接し方や接し方についての心得を知っておくだけでも、介護する側の負担はいくらか軽くなるでしょう。
● 患者が辿ってきた過去を尊重する
アルツハイマー病の初期症状から病状が進むと理解できない行動を起こしますので、介護する側が苦労することもありますが、その理解できない行動は、アルツハイマー患者の過去に起きた体験からなるものもあります。
患者が今までどのような人生を送ってきたかを知れば、理解できないと思われる行動も、腑に落ちることがあるのではないでしょうか。
患者の過去を尊重し、それに添うように接していけば、患者自身の心も安定したものとなります。
アルツハイマーが初期症状で発見できた時も、この先はどんな介護を行えば良いのか、患者の過去を知っておけば介護プラン作成の手助けにもなると思いますよ。
2008年06月21日
カテゴリー:家族の対応
アルツハイマー病の患者への接し方(孤独感、事故防止)
2008年06月20日
アルツハイマー病患者との暮らしには困惑することも多く、今日が何事もなく終わったとしても、翌日も同じように穏やかな一日であるとは限りません。
それでも早期の初期症状のうちは、特に困ることもなくスムーズな生活が送れるでしょう。
しかし、初期症状から病状が進んでいくと、今までできていたことができなくなったり、気に入っていたことをすると怒り出す・・・などというように、今までのパターンが覆されるような状況になることがあります。
そんな時に戸惑うことのないよう、アルツハイマーの人との明るい暮らしに向けて、気をつけなくてはならないことをお話ししていますので参考にして下さいね。
2008年06月20日
カテゴリー:家族の対応
介護保険、介護サービス
2008年06月20日
介護保険は、40歳以上の人であれば全員加入しなくてはなりません。
介護保険では、65歳以上が第1号被保険者、40~64歳までの人が第2号被保険者となっており、介護サービスの利用対象となる16種類の特定疾病であれば、介護が必要な時に各自治体の介護福祉課や地域包括支援センターで申請し、認定されればサービスを受けることができます。
特定疾病の中にはアルツハイマー病も含まれていますので、初期症状のうちであっても程度によっては要介護の認定が下り、介護サービスや介護し年サービスを受けることができます。
介護サービスには様々なサービスがありますが、利用を希望するサービスについては、ケアマネージャーや地域包括支援センターとの相談の上、ケアプランに基づいて決めていきます。
利用後に問題があると感じた場合は、事業者を変更することもできますし、デイサービスなどの施設利用の場合には、利用前に施設見学などをすることもできます。
介護サービスには大きく分けて次の3種類のサービスがあります。
2008年06月20日
カテゴリー:介護・医療サービス
後期高齢者医療制度(長寿医療制度)
2008年06月19日
後期高齢者医療制度(長寿医療制度)という新しい医療制度が、2008年4月からスタートしました。
始まったばかりで既にもう様々な論議を呼んでいる医療制度ですが、スタートしている以上は従わなくてはなりません。
この項では、後期高齢者医療制度の内容について簡単にまとめてみましたので、現在アルツハイマー病や認知症の初期症状を疑っている人やその家族の方も、最低限これだけは知っておいて下さいね。
2008年06月19日
カテゴリー:介護・医療サービス
認知症高齢者グループホーム
2008年06月19日
アルツハイマー病を初期症状で発見することができ、治療を行っていても、これからの生活のことを改めて考えてみなくてはなりません。
アルツハイマーのような認知症高齢者や精神障害者、知的障害者が自立しながら少人数で共同生活を行う場所に、「グループホーム」という施設があります。
グループホームは、1997年に厚生省によって痴呆対応型老人共同生活援助事業として法制化されました。
認知症高齢者のためのグループホームでは、入居者の日常生活においての自立を目的としていますので、個人のプライバシーや自由・意見などを尊重しながら、介護ヘルパーがケアをしていきます。
2008年06月19日
カテゴリー:介護・医療サービス
アルツハイマー病患者と家族の自助グループ
2008年06月18日
アルツハイマー病患者を初期症状が出始めた頃からずっと看病していくことは、思っているよりも大変なことです。
家族の中でも一人だけに体力的、精神的に負担をかけることのないよう、家族同士で納得のいくまで話し合い、精神的なゆとりを持ちながら介護していくことが大切です。
アルツハイマー病や認知症の介護には、初期症状の段階からでも利用できるサービスが多くあります。
それらをうまく利用しながら介護をしましょう。
アルツハイマー病患者とその家族の手助けとなる団体や職業は次の通りです。
2008年06月18日
カテゴリー:介護・医療サービス
アルツハイマー病患者への悪質商法
2008年06月18日
アルツハイマー病や認知症の人、1人暮らしの高齢者、知的障害者などをターゲットにした悪質商法が、社会を賑わせているようです。
悪質商法は、ふとんや着物、必要のない家のリフォームなどについて、いかにも価値があって必要であるかを述べて買わせるように勧め、高額なお金を騙し取るものです。
特定商取引法や消費者契約法などでは、消費者を守るために次のようなことを禁じており、もし契約を交わしていてもその契約は無効としています。
● 判断能力や意志能力を欠いている者の契約
● 通常の判断力を持っていれば交わさないであろう契約
● 契約者が到底支払うことができないと思われるほどの高額な契約
● 契約内容を理解していないで契約を交わすこと
これらの法律があっても悪質業者と契約を交わす人はまだまだ多く、契約無効や契約解除を申し立てても、その理由の証明が必要であったり、悪質業者が逃げたりする場合などがあり、なかなか簡単には無効にならず、被害者は後を絶ちません。
また、無事に契約解除となっても、支払いをクレジットで選択していた場合は、支払い相手が悪質業者ではなくクレジット会社となりますので、支払い済みのお金が返ってこないこともあります。
2008年06月18日
カテゴリー:悪質業者対策
成年後見制度とは
2008年06月18日
前項でもお話ししたとおり、アルツハイマー病で判断能力が低下している場合は、内容が理解できていないまま契約を交わすことがあります。
そして、例えそれが悪質業者との契約であっても、自分が被害者であるという認識がありません。
訪問販売や電話勧誘取引は、8日間のクーリング・オフ期間がありますので、その期間内であれば契約を解除することができますが、その期間を過ぎると契約解除は難しくなります。
アルツハイマー病や認知症の人の場合、いつそのような契約を交わしてしまうか予測がつきませんので、地域の暖かい目で見守る必要があります。
介護ヘルパーや民生委員、ケアマネージャーなどは事務的に接するのではなく、日常生活の些細なことでもコミュニケーションをとるようにし、そのような悪質商法から守ってあげなくてはなりません。
「成年後見制度」というのをご存じでしょうか?
成年後見制度とは、アルツハイマー病や認知症、知的障害者など、判断力が不十分な人が不利益を被ることのないように家庭裁判所に申し立てをし、その人を援助する人(成年後見人)をつけるという制度です。
2008年06月18日
カテゴリー:悪質業者対策




